My US 30:DAY6 Oh My Salsa

1日の出だしは至って平和で、ハッシュブラウンのおいしい朝食やさんでご飯を食べて、荷物を積み込みサンフランシスコを出発した。

次はSanta BarbaraのInatia designsRALの新商品を取りに向かう。その途中のフリーウェイでこの旅最大であろうハプニングが発生した。

なんと3台の玉突き事故の間に挟まったかたちで事故に。
後ろから追突されたものの奇跡的に自転車は無傷。
ただ、ラックは根本からポッキリ折れて使えなくなってしまった。
車内で楽しんでいたサルサが飛び散って悲惨なことに。血ではない。
私たちのサルサがぁぁぁ〜〜〜

人生初の車での事故。運悪く私が運転していたときだった。後ろから追突されたあと車道の外に振れて危なかったのでハンドルを切り替えした反動で、追い越し車線の車に追突した。

おそらく私たちが当てた車。カリフォルニア政府?の車

びっくりしたのは、後ろから追突してきた人はブチギレながら車から出てきたあと、警察が来る前に去っていったこと。車とナンバーと本人たちも写った写真は撮ったから追おうと思えば終えると思うけど、事故を起こした本人がその場から早々に立ち去るのは衝撃だった。

あとから色んな人に話を聞くと、こちらの法律では車の保険に入らないと違法らしいので、もしかすると彼は保険に入っていなかったからそれを知ってて逃げたのでは?とか、カリフォルニアの法律では、ぶつかってもそれぞれが自己責任ということなので、関係ないと逃げたのでは?とか、憶測が飛び交ったが本当のことはわからない。

奇跡的に怪我人は無く、自転車も無傷だったことは救いだった。

とりあえず次の目的地までは100マイル近くあり、レッカーは100マイル少し超えてもおまけして連れて行ってくれた。

ただ、その後の進行は困難続きで、今からどうやって目的地まで行くのか、これから車はどうなるのか、支払いはどうなるのか、保険は効くのか、Pop-Upは実施できるのか、、明日の夜にはサンディエゴに到着していないといけないので、時間がなかった。ひとつひとつ解決していくしか無いんだけど、最初の絶望感といったらなかなか味わい難い。

なかなか保険屋と電話がつながらなかったり、英語で事故の説明をするのはかなりハードだったと思う。

確かなことが少なく、わからないことばかりで不安な中、私はなにもできなくて申し訳なかった。りえぼーは会社や保険屋、これから会う人など色んな人と連絡を取っていた。

Santa Barbaraまでレッカーで連れてきてもらい、商品をピックアップ予定だったGregに状況を伝えていて、力を貸してもらうことになった。

まずは車が動くかどうか。車屋に預けて状況を見てもらわないことには不安だった。この先まだ帰りの2000kmのドライブもある。この見た目でも動くなら問題なかったが、保険会社がかなりポンコツで全然話が進まない。車屋も保険会社と連絡が取れないと進行できないらしく、この日中に話を進めるのは無理そうだった。

Gregの言葉に甘えて、この日は予定を変更してGregの家に泊まらせてもらうことになった。

絶望しすぎててこの日の後半の写真は全然撮れていない!