

新型コロナウイルス流行の影響により自転車の需要が急激に高まっているアメリカで、乗っていない自転車を必要な人に譲渡するためのマッチングプログラム#BikeMatchが広がっている。
Bike Matchは、交通のあり方の改革に取り組むニューヨークのNPO Transportation Alternativesのアート・ディレクターJ・オブライエンが自宅で埃をかぶっていた自転車をSNS経由で譲渡したことがきっかけになりスタート。医療、公共交通、ごみ収集など、今の状況下で社会を維持していくのに欠かせない仕事に従事する人に移動手段を提供するのが狙い(NPRのインタビューでの説明)。
同様のプログラムは現在、ニューヨークの他にも北米各地で展開されている(Transportation Alternativesのページから抜粋 ※元ページのリストにはイスラエルのテルアビブも載っている)。
生活の中の自転車を見直す動きはコロナ禍が襲う前にも盛んになっていたが、その流れはいっそう強くなりそうだ。 道路空間の再編成もあちこちで加速中。