My US 30:DAY0 出発

5月の頭に2週間ほど、日本国内で車中泊の旅に出ていた。
メインの仕事の1つであるロードレースのイベントが、千葉の最東端、北陸と2週に渡って開催されるというだけなのだけど、なにしろ伊豆に帰るのが遠い!間で済ませておきたい用事もあって宿泊代もバカにならないので、車中泊生活を決行することにした。単純に興味があったというのもあるし、アメリカ渡航を見据えて今の仕事と移動と暮らしをすべて実現することが可能か試してみたいというのが本当の理由だった。

茶屋家の愛車、デリカ スターワゴン

車中泊はとても良かった!
暑ければ高地に移動すれば涼しく寝られるし、宿代はかからないし、荷物の整理に頭を悩ませることもない。私はおいしい朝ごはんと温泉があればいつでもリフレッシュできることもわかった。

そんな愛車デリカちゃんに自転車や荷物を積んでちゃやマンに空港まで送ってもらう。東京に寄り道をして池尻大橋の先輩たちにも挨拶まわりしてきた。

羽田空港ではつるとんたんの明太うどんを食べた。
美味しかったし出発前に最高のチョイスだったけど、つるとんたんの明太うどんを食べながら、家で作ってくれる「ちゃやのたらこパスタ」が食べたいなと思っていた。ちゃやのたらこパスタはたぶん我が家イチ美味しい料理で、そしてなぜかいつも朝に食べる。お客さんからのリクエストでも、出すのはなぜか必ず朝。

保安検査場で手をふって見送られてたらなぜか急に寂しい気持ちになってきて、搭乗前にメッセージを送った。たぶんなんかいろんな不安な気持ちも混ざってたんだと思う。
「車中泊と大して変わらんやん」
確かに〜!車中泊のときはなんの心配も無くふらふらしていたわ。
一瞬で寂しくなくなったような気もするし、でもまだ寂しいような気もする。
1ヶ月の間だけど、ちゃやマン、家のほうはよろしくね〜。

余談だけど私はちゃやのことを「ちゃやマン」と呼んでる。スーパーマン的な意味を含んで「マン」をつけていると私は思って呼んでいるんだけどそれを伝えたことはない。

家があるから車中泊も楽しかったし、家があるから旅は楽しい。
家に帰ったらちゃやのたらこパスタが食べたいんだ!

ストーリー撮っててこっちは見てくれなかったけど見送ってくれてありがとう